- メモしたことが活用できていない新人が多い
- なぜ、メモしたことが活用できないか
- 「学校の授業ノート」と「お仕事のメモ帳」は全く「別物」
- どうすれば、メモしたことを活用できる?→メモしたことを「電子ファイル」にまとめれば、万事解決!
- まとめ
メモしたことが活用できていない新人が多い
メモ帳を片手に「ここ教えてください」と質問に来て、教わったことを真面目にメモ帳に記すところまでは良いのですが、それが活用できていない新人が非常に多いです。
なぜ、メモしたことが活用できないか
メモしたことが活用できない原因のほとんどは
「メモ帳のどこに書いたかを忘れてしまう」
からです。
新人SEのうちはとくに、毎日が新しいことだらけなのでメモ帳はみるみるページが埋まっていきます。なので、ただ漠然と書きなぐるだけでは、いつか必ず「どこに何を書いたか」を忘れます。
「学校の授業ノート」と「お仕事のメモ帳」は全く「別物」
「学校の授業ノート」であれば、「じっくりキレイに書く時間」がありますので、後で見返しても「どこに何がかいてあるか」は一目瞭然でしょう。
しかし、「お仕事のメモ帳」は全く違います。先輩に説明されているときに、「じっくりキレイに書く時間」などありません。ほとんどの場合は「ささっと要点だけ」しか書く時間はないでしょう。
なので、何十ページも書いた頃には「こないだのメモはどこに書いたっけ?」という事態になってしまうのです。
頑張ってお仕事を覚えようとメモしているのに、それが活用できないのは非常にもったいないですね。
どうすれば、メモしたことを活用できる?
→メモしたことを「電子ファイル」にまとめれば、万事解決!
「メモ帳に書いたのに、わざわざ電子ファイルにまとめるなんて二度手間では?」と思うかもしれませんが、効果絶大ですので、是非実践しましょう。
主な効果は以下3つです。
①キーワードで検索できる。
②後でキレイにまとめることが出来る。
③無くさない。
①キーワードで検索できる
→どこに書いたか忘れても安心
「手書きのメモ帳」だと、「どこに何を書いたか」を探しだせるかは「書いた本人の記憶頼り」になります。よほど記憶力がよくない限り、遥か昔に書いたメモを探し出すのはほぼ不可能でしょう。
しかし「電子ファイル」であれば、「ファイル内をキーワードで検索することが可能」ですので、「やべ~あの時のメモどこに書いたっけ?」とド忘れてしまっていても、簡単に「電子ファイル」の中を検索し、活用することができます。
②後から追記・編集ができる
→情報が「断片的」になるのを防げる
「手書きのメモ帳」の場合、書けるスペースが限られているので、どんなにキレイに書いてもページの限界に達すればあとから追記をすることが難しいです。
しかし、電子ファイルでしたら後からページも行も追加し放題なので、後から好きなようにまとめ直すことができます。
そうやって、仕事で学んだことを蓄積してまとめていくと、いつの日か立派な「仕事のノウハウ集」として、今後の仕事に大活躍します。
③無くさない
→「やべー!メモ帳無くした!」の心配不要
手書きのメモ帳の場合、どんなに注意したって無くすときは無くします。
また、なくすことまではしなくても、「やべー家において来ちゃった!」なんてこともつきものです。
もしメモ帳に今までの仕事の全ノウハウをまとめてたとしたら、「無くした時点/家に忘れた時点」でアウトです。
しかし電子ファイルなら、半永久的にまとめたメモをパソコン上に残すことができます。どこかにバックアップを取っておくことだってできますし、「無くす心配」は皆無になります。
まとめ
新人のうちは毎日覚えることが盛りだくさんで大変ですよね。でも、「一度教わったこと」については、しっかり自分のノウハウとして蓄える必要があります。なので、教わったことを「メモを自在に活用できること」が、今後の成長を左右するといっても過言ではありません。
是非「メモを電子ファイルにまとめる」ことを習慣化し、立派なSEに成長していってくださいネ。