業務系のSE(システムエンジニア)からWeb系のSE(システムエンジニア)
に転職をして間もないころ、「分からない用語・技術」が多すぎて途方に暮れていたんですが、本屋でこの「イラスト図解式 この一冊で全部わかるWeb技術の基本」という書籍に出会いました。
立ち読みしてみると、「これは分かりやすいぞ!」 とビビッと来て、即購入しました。
Web技術って覚えることが多くて大変
業務系SEをやってた頃は
・「担当システムの業務知識」
・「使用言語の技術」
があれば、大体のお仕事は大体こなせていたんですけど、Web系SEになってからは、上記に加えて
・「ネットワークの知識」
・「データ通信の知識」
・「セキュリティの知識」
・「サーバーの知識」
・「OSの知識」
・「ミドルウェアの知識」
等といった、
「Web周りの知識・技術」
が必要になり、「これは勉強しないとまずいな・・・」と思いながらも、勉強する範囲が多すぎて「どこから手を付けたらいいかわからん・・・」と途方に暮れていました。そんな現状を打破するのにとても役立った、思い出深い本です。
読んでみた感想
広く浅く、全般的なWeb技術が網羅されており、体系的に知識を身に着けていけるようになっていて、Web初心者であった私に最適な技術書でした。
各Chapterごとに細かい章に分かれており
各章が見開き1ページ(左ページ:説明文、右ページ:イメージ図)
の構成で書かれていて、スッと理解しやすいまとめ方になっています。電車とかで立ち読みもできるくらい読みやすいです。どこに何が書かれているんのかが分かりやすいため、リファレンスとしても有用です。
オススメ読者
内容は「広く・浅く」って感じですので
「Web未経験者」の初学本
にピッタリです。
Webに関する知識や技術の全体像を掴むのにこれ以上無いくらいわかりやすい書籍です。分かりやすい表現で簡潔に書かれているので、多少のITの心得があれば「何が書いてあるのか分からない!」って事態にはならないかと思います。
逆に、
「Web技術を極めたい!」
という専門家には物足りない内容かもしれません。
「インターネットで色々な記事を見て勉強する」という方法だと、断片的な理解になりがちなので、こういった
「全体像がまとまった書籍」
で勉強することが初心者には大事だと思います!